『ある明治人の記録』 会津人柴五郎の遺書


今日は一冊の新書本をご紹介したいと思います。


『ある明治人の記録』

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戊辰戦争で朝敵と汚名をきせられてしまった会津藩
そんな時代に会津藩の武士の子として生まれた五郎少年
母、妹、祖母らは自害
北の辺境地「斗南藩」へ移封されこれ以上の辛酸は無いだろうという程の過酷な生活の中
厳しい父の教えの元、決して投げやりにならずついには陸軍大将にまでの大出世。

明治政府が維新の志士である薩長出身者でかためられ
敵であった会津出身者はことごとく排除、冷遇された中で柴五郎のこの出世は一重に彼の会津人らしい義を尊ぶ凛とした姿勢があったからこそかと。

この本は理不尽で劣悪な処遇をうけた会津藩の人々の暮らしぶりが
幼かった五郎少年の目線から描かれておりとても涙なくしては読めない内容でした。

どんなときにも武士としての誇りと気概を忘れず生きた会津の人々
生真面目、質実剛健、義理人情に厚い会津っぽ
そんな会津人気質を今の私たちは受継いでいるでしょうか。

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会津人にとって苦難の時だった明治の時代に広い見識を持って会津から飛出していった会津のたくさんの先人達がいます。
そんな彼らに恥じない生き方をしなければとこの本を読んであらためて思いました。
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Commented by SEH at 2010-03-22 23:31 x
時代の変わり目で理不尽な処遇にも
誇りを忘れずに生きた方々には
ただただ敬意を表します。
Commented by tohokuyamaki at 2010-03-23 00:00
SEHさん、地元の人間である私達が知らない歴史の真実がたくさんあるんです。
会津に生まれ会津に生きるからこそ知っていなければならない、伝えていかなければならない事なのではないかなぁと、、、
by tohokuyamaki | 2010-03-23 09:00 | 会津の四季折々 | Trackback | Comments(2)

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